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こんばんは。
日本はマラソン/トレイルランニングのシーズン突入ですね。

3年前くらいの論文ですが、
あまり表に出ない内容なので、簡単にして紹介します。



以下は、
医学誌「New England Journal of Medicine」2005年の研究で指摘されました。

ーー

過酷なマラソンレース中に脱水症を予防するための水分補給が勧められているが、水分の過剰摂取により血中塩分濃度が低下し、低ナトリウム血症を来して死亡するケースもあると指摘された。

米ボストン小児病院小児循環器科のChristopher S.D. Almond博士らは、2002年のボストンマラソンにおいてゴール地点でランナー488例の血液を採血。このうち62例が血中塩分濃度に異常値を示し、うち3例は「危機的な」値だった。異常値を示したのは男性(322例中25例、8%)よりも女性(166例中37例、22%)に多く、大多数はレース中に3リットル以上の水分を摂取していた。これらのサンプルから、同レースでは参加ランナー1万5000人中1900人が低ナトリウム血症を来していたと推計できた。

また体型別にみると、痩せ型タイプで血中塩分低値を示すものが多く、女性ランナーに該当者が多い理由が説明できる。つまり体重が軽いにもかかわらず、男性と同量の水分摂取を行っていたことが考えられた。同レースでは28歳の女性ランナーがレース後、低ナトリウム血症で死亡している。

米テキサス大学サウスウエスタン医療センターおよびPresbyterian病院の内科教授のBenjamin D. Levine博士は「レース時間が4時間を越えるランナーで異常を来しやすく、リスクが高い」と指摘する。

レース中の水分摂取は決して悪いことではなく、ランナーは喉がかわく前に水分補給をすべし、という一般的ルールに従っている。しかし、水分や塩分の喪失率には個人差があり、このルールがすべてに適応するとは限らないことも知っておく必要がある。。。。

ーー

はい。

「水は噛むようにして飲め!」と言いますよね。

脱水症状ももちろん怖いけど。。。
飲み過ぎも注意です。少しずつこまめに補給しましょう

なんでもほどほどが良いのです。。。



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